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これまでのお話(第1〜4話の概略)
1:擬態の符牒(ぎたいのパスワード)      30枚
あやういところを男装の麗人に救われた羽山。その麗人が同級生の氷奥の変装と知り驚く。が、その一件がもとで、じつはその女装姿で兄・鬼怒川の相棒の女として探偵稼業をしていた氷奥の、仕事がらみの事件に巻き込まれ…。
2:仮想空間(かそうくうかん)         32枚
高級電脳娯楽クラブのVRゲームを探りにきた炎侍。VIP会員になりすましたダークレディと鉢合わせ、会員専用フロアへと潜入する。途中、正体がばれ、開発中の対人対戦型体感戦闘ゲームの実験台として、ふたりはどちらかが殺されるまで、VRのなかで闘わされることに。
3:裏切りの構造(うらぎりのプログラム)    32枚
全銀行のオンラインがハックされ、機能停止に。ひそかに解決を依頼された鬼怒川のもと、ダークレディはその裏に隠された背景を探ろうとうごく。別の依頼でうごいていた炎侍に嵌められるかたちで、いったんはそれを阻まれるが、その背景に潜む犯人は意外なところに。
4:逆襲の幻影(ぎゃくしゅうのイリュージョン) 32枚
室内型遊園でトラブル。単身現場に入ったダークレディは、暴走したコンピュータにドーム内に閉じこめられる。一方、ダークレディへの片恋の募る炎侍はそのおもいをもてあましていた。セレシスの介入による氷奥の窮状を知った炎侍は、鬼怒川に踊らされるのを承知で、援助に向かうが。
これまでのあらすじ
この数年、闇の世界に現れては消える艶やかな男装の麗人、コードネームを"闇麗人"(ダークレディ)。じつはそれを女装する、高校生の少年・氷奥 緑。探偵稼業の兄・鬼怒川のパートナーとして、 活動する。ふたりは、人体への影響を危惧されたVRゲーム「仮想空間」プロジェクトを壊滅させ、その母体の超AIコンピュータ・セレシスを有するCRSS(電脳娯楽クラブ)の恨みを買う。また、銀行オンラインジャック事件の折、セレシスをバックアップに借用などもしたために、ドーム遊園での事件解決にあたっていた際に反撃を受け、セレシスの幻影(情報体)に氷奥は振り回される。同業者の"凧"(カイト)こと炎侍は「仮想空間」プロジェクト壊滅の際、現場に居合わせたことから、惚れていたダークレディの正体を知った。有能で女たらしとして知られた炎侍だが、その後もダークレディに惹かれていく。その過程で、セレシスは鬼怒川が生みだしたものだとわかる。部外者である自分を自覚する炎侍は、いったんはあきらめをつけようとするが、当の氷奥がそれさえもさせてくれず…。炎侍の恋情はもう退けなくなる。

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