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トピック
2007.04.02.
vol.11:トーン貼ってます。めんどいです(笑) ペースダウンしてます。基本的には、まんが描く工程ってみんなそれなりに
たのしいんですが、トーンがいちばん面倒くさいのかもしんない。しかも闇麗人シリーズは主要キャラにトーン髪がいて、
これに懲りて以降の作品では絶対主要キャラの髪や肌にトーンは使わなかったんですが…。今回も鬼怒川はトーン髪のまま
ですが、出番の多い炎侍の前髪はトーンやめました。もう絶対、体力と集中力が持たないと思ったので(^^;ゞ ヘアカラー
変えたってことで(笑) 小物はほぼ貼り終わったので、これから効果とか背景とかの大物いきます。で、単調作業してると
ついつい余分なお話とか考えちゃうんで、5話以降展開されていく、物語の本筋では拾いきれない話や設定を外伝としてる
わけなんですが、そのさらにうらの裏外伝とか(笑) さすがに作品にはできないでしょうけど、考えてるだけでたのしい(笑)
んで、まだ手をつけていない楼家(世紀末は香るシリーズ)の続編。これはもういっそ視点を変えて、商業誌では描きたく
ても描けなかった、設定と世界観のほうを、新章として続けようかなぁと思い立ちました。さらにマニアックですぜ(笑) 
当時いちばんたのしかったのは、暁(とき)と傅役(もりやく)の刀(タオ)との関係性と裏設定の物語世界を考えることだったん
ですが、それに夕洋(ゆうみ)たちが絡んでくる感じ。最終的に発表済の前章ラストにまわりもどって、完結すればいいかと。
2007.04.09.
vol.12:作業報告(笑) 予定より10日ほど遅れてます。今週中には原稿をあげて、表紙カバー絵カラーを描かねば。てか、
やっぱ本の表紙はカラーのほうがいいよね? ←カラーに執着のない描き手(^^;ゞ 諸事情あったからですが、うちひとつは
作家の煩悩。なんか、インサイドストーリーばっかりネーム描いてて。外伝じゃなくて、いわば内伝? 本編上は作品の流れ
から必要以上にふくらませない(描くと流れが壊れたり全体のバランスが悪くなる)エピソードを、そこだけピックアップ
して掘り下げてる。これ以上描くと……な場面とかね。いや、ちまたのBLは(コミック系はまず読まないので不明、小説系
なら以前は読んでた(笑))もっと過激なんでしょうが、そちらが本筋ではないだけに、どこまで描いたもんか、迷うのよ。
最初6〜10話のネームを改稿してて、いややっぱ、独立させたほうがいいかな、とか。ある程度自主規制も入るし、本編を
妨げかねない要素になりそうで怖いし。ただ考えてみたら、闇麗人って作品は(商業誌発表の時点ですでに存在していた)
大本の設定が設定で、話が進めば進むほどこの要素抜きには語れない一面があって。場が一般誌であればたぶん永久に伏せ
たであろう設定も、描けるなら描きたいというのがサガで、でも描かないほうがいいこともあるんだよというのが心情で。
ちょい独り歩きされてる部分もあるけど、作者のなかでは最初からこういうキャラだったんだよ〜。と、開きなおるか?
2007.04.17.
vol.13:闇麗人5 作品のほうはオールアップしました。写植とノンブルも終わって、扉絵は結局タイトル文字なしで掲載。
まえがきとあとがき部分の元原稿はできてるので、出力してノンブル打てば、本文は終わります。いや〜トーン処理が難関
でしたね。50枚だからしかたないんだけど、まともに作業のできた日だけでも一週間以上、かかりました。ナイトシーンが
多いと、処理が増える…(泣) で、ラスト、表紙絵カラーに入るわけですが。これはデータ(Corel Painter)で描きます。
今後の予定。本のほうにも掲載してますが、いちおうアブナイ頻度の高い作品は独立させて、発行します。秋くらいかな。
今回は外伝5-1に同時収録させるかたち。以降、掘り下げた部分だけを描くインサイドストーリーは「挿話」として短編に。
あ、そのまえに、闇麗人6が出ます。これは、夏ごろ。挿話が6話のものなので、そのまえにだしとかないとね(笑)
現時点で挿話が存在するのは、あとは10話のふたつだけなので、それまでは本編と外伝中心かな? 浮かぶときには浮かぶ
から〜、断定はできません(^^;ゞ このテは、描く以上は相応に描いてますんで、ダメなひとは避けましょう。R18です。
話が前後しましたが、ようやくの「闇麗人5 眩惑の記憶」は 5月18日発行予定です。4月中を目指してたんですが、中途で
遅れが出たので、GWも挟んじゃいますし、断念。印刷屋さんに入稿をすませたら、サイトで詳細などご案内できるかと思い
ます。購入方法とかも。こちらはぜひぜひ、手にとって、読んでやってくださいませ m(_ _)m
2007.04.21.
vol.14:表紙絵がほぼ完成。これから裏表紙のほうにかかります。つづき絵にはしません。なぜかというと重くなるから。
Web用のイラストとは違って印刷用は解像度を上げて描くので(カラーだとほぼ5倍相当)、しかも原稿サイズとなると、
自分の環境だとデータ処理に時間がかかるのね。そのデスクトップよりサブ機のノートのほうがたぶん動作の環境はいいん
だけど、ディスプレイサイズの関係で通常はデスクトップを使ってるわけです。引いた描線がリアルタイムに反映されない
というのは、ものすごくストレスになる。解像度の高い描画サイズの大きなものを、縮小してディスプレイ表示内に納める
と、筆先(カーソルの点)が小さくなりすぎて、位置決めとかもしづらくて。なので、今回はふつうに下絵にペンまで入れ
たものをスキャンして取り込み、それをそのまま使うのではなく、さらにトレースし直すという、二度ならぬ三度手間(^^;ゞ
凝った絵でないにもかかわらず、これでも色を重ねるうちにけっこう処理に時間がかかるようになっていくから、つぎから
はカラーはやめようかとも思う、きょうこのごろ。PainterもPhotoshopも簡易版で、それすら使いこなせてるわけじゃな
くて、結局はアナログ紙原稿がいちばんはやい(笑) ただ色づけだけはデジタルのほうが、いろいろと配色も試せるし手間が
かからないんで、カラーはデータで描いてるわけなんですが。さて、と。裏表紙デザインにはここのサイト名を入れます。
2007.04.25.
vol.15:入稿前の最終チェックをしてます。〆切までは間があるので、なかなか手が離れてくれません。あわせて、サイト
の刊行本案内メニューをつくってます。サイトマップの都合上「花刃〜そのほかの作品」のページを割り振ります。当分、
そのほかの作品紹介までは手が回らないと思うので、工事中のページがいつまでもあるのもなんだし(笑) ちょっとだけ"本の
中身拝見"みたいな感じにできればと。この素材づくりがけっこう手間かも(^^;ゞ とりあえず刊行本案内の窓口だけは近日
中にアップする予定です。立ち読み、とまではいかないけど、手にしていただけるきっかけになればな〜とか、考えつつ。
ただ、Web用だとネーム文字の読める解像度にはならないでしょうから、なんとなくページの雰囲気が伝わるくらいかな?
そうそう。店頭委託販売のほうにどの程度預けちゃうかで迷ってるので、サイト販売用に手元に残しておく部数の目安に、
予約受付をするかもしれません。なにせ100部という極少部数印刷なので、ふつうは委託したら終わっちゃう数みたいで。
まあそんなにここで捌けるとも思えないから(笑) 委託販売頼みになっちゃうかもしれませんが。お申し込み専用フォームを
後日アップしますので、「買って読んでやるよ」というかたは、よろしくお願いします。目指せ完売&再版? _(_^_)_ …^^;
2007.04.28.
vol.16:入稿〆切前に時間がとれたので、新刊案内ページをアップしました。まだ原稿は手許にあるんですけどね(笑)
(明日にでも、ちょっと早めに入稿します。)お申し込みフォームは5月に入ったらアップします。もう少し待っててね。
ああ、ようやく手が離れられるわ。後半は詰めの作業も多いので、もう、ネームとかつぎの下絵とかが描きたかったり。
またサイトの更新うっちゃって、作品世界に入っちゃうかもだけど。コンスタントに新刊が出せるよう励みたいと思います。
以前から応援してくださってるかた、このサイトで興味持っていただけたかた、どちらさまもよろしくです。
2007.05.02.
vol.17:闇麗人5の入稿も無事すませて、外伝の下絵の手直しや、挿話の写植入力なんかもしつつ。お待たせ?しました。
お申し込みフォームをアップしました。ご予約申し込みをいただきました場合、送料確定後の13日ごろに詳細案内メールが
届きます。そちらをよくごらんのうえ、期限内にお手続きくださいませ。
新刊の立ち読み?コーナーもひきつづき開設中。よろしくごらんください。興味が湧いたら、買って読んでね(笑)
2007.05.06.
vol.18:さて。そろそろ闇麗人6の下絵に入ろうかと。思いつつ、外伝のプロットをやってたりします。えーと、9-1だね。
「セレシスの庭」前篇あたり。当然発表は闇麗人9のあとになるけど。順当にいって、来年か(笑) それまでにちゃんとネーム
としてあがってるかな〜。5話を読むとちょっとだけ出てくるのでわかると思うんだけど、ちっちゃい氷奥と、鬼怒川と多聞
が主体のお話です。ダークレディシリーズに関しては、アイデアやエピソードはたくさん(でもないか)あるんだけど、話と
してかたちになってないものも多くて、さて、どこまでをちゃんとした作品として届けられるか。そこが問題だ(^^;ゞ
ちなみに外伝0-1「Log-on」は、ダークレディとカイト(炎侍)のファーストコンタクトのお話。0-0は、まだ未定の状態なん
ですが、順番からいってダークレディの初仕事あたりか…緑がダークレディに扮するようになった経緯とかになるのかな。
このさき本編上ではそれに触れられる場所がないので、外伝で。そのあたりのエピソード自体はもうあったりしますが、
物語になってない。なので作品として描けるかわからない(笑) そのとき読んでくれるひとがいるかは、もっとわからない(笑)
というわけで、先々ひとりでも読者が増えてくれることを祈りつつ(笑) 闇麗人5「眩惑の記憶」もうすぐ出ます。
2007.05.12.
vol.19:入稿が早かったせいか、二日早くおととい完成本が上がってきました。余剰印刷(乱丁落丁対応などのための)分も
付けていただけて、よかったよかった。ただどうもむかしから、印刷された自作を見ると当初落ち込む傾向があって、今回も
初見はきつかった(笑) 雑誌でもそうですが、作品は発表されるころには1ヶ月〜2週間は前に描かれた「過去のもの」になる
わけで、あらがみえてくるんですよ。これは毎回自分との葛藤。まあだからこそ、つぎはもうちょっとよく描こう、と思える
んですけども。でも、目が慣れてくれば立ち直ります(笑) いい反応が返ってくれて初めて、よかったな〜、と感じます。
んで。闇麗人6「迷宮の扉(ドア) 前篇」の下絵に入ったばかりのところで、闇麗人外伝 「セレシスの庭」のプロットのほうが
先行しまして。こちらはもうネームに移れる段階に。思いのほか長くなったので、前・中・後篇で、60・50・32枚の予定。
鬼怒川の髪に貼るアミの手間を考えただけで、いまからアタマが痛いですが…(泣) ちっちゃい氷奥からダークレディになる
その日まで、が物語上の時間軸。で、炎侍がまったく出ないので、それもさみしいかと。後篇に同時収録のかたちで、外伝
「Log-on」を描きます。ふたりの初顔合わせを描いた短篇。ある意味、闇麗人シリーズ中では、すごくまっとうなお話(笑)
いずれにしても、闇麗人9のあとの進行になるので、来年秋以降になりますが。(鬼が笑うって)
2007.05.17.
vol.20:ちょっといっぷくしちゃってました。なので、闇麗人6の下絵が進んでません(^^;ゞ いかんいかん。
これから再開しますが、しなきゃならないこともしないといけないので(笑)、ちょっとペースは落ちるかな。
新刊「眩惑の記憶」、16日までにご予約ご入金いただいたかたへは、17日に発送いたしました。早ければ発行日の18日に、
遅くとも週末〜週明けには、到着するかと思います。おたのしみに。おもしろかったら、お知り合いにも勧めちゃって(笑)
ご心配もいただきましたが、通販数はまだまだ微々たるものですので、発送の手間はだいじょうぶですよ〜。ありがとね。
さて、また気持ちをつくって、描こう。先は長いぞ…。キャラたちを愛でて(笑)くださると、うれしい励み (*^_^*)
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